このコーナーで紹介してきたプロモも50枚を超えたが、まだまだ氷山の一角・富士山の何合目どころか麓である。いつの日か全てのプロモを網羅した壮大なアーカイブになることを信じながら、今回も早速紹介していこう。
2000/12/28
《対抗呪文》
時代を問わず、常に「最強のカウンター」という頂点に輝き続けたこのカードも、しっかりジャッジ褒賞となっている。イラストレーターはDom!氏。一度聴いたら忘れられない名前だ。どういった経緯でジャッジ達に配布されたかは、一般には知られていない。キャリアの長いジャッジに直接聴いてみよう!
2001/05/31
《ボール・ライトニング》
通称「歩く火力」の元祖にして代名詞、ボーライもジャッジ褒賞となっている。FNMその2で紹介した、古典から引用した新規フレイバーテキストを、このカードも引っ提げて登場している(Aurora
Leigh)。このカードが配布されたのは、オーランドで行われたアメリカ選手権だ。
2001/09/?
《ドルイドの誓い》
初期のジャッジ褒賞には配布されたイベントなどの詳細不明のものも多いが、この強力エンチャントも例に漏れず。当時のエクステンデッドでもメタの一角に君臨し、未だに唯一のFoilとして統率者戦愛好家に使用され続ける愛されたプロモだ。
2002/03/15
《ボガーダンの鎚》
古き良き火力のプロモが配られたのは、我が国で開催されたプロツアー・大阪。フォーマットはオデッセイ・ブロック構築で行われ、トーメントで強化された黒コントロールと青緑マッドネスが暴れ回った。
2002/11/08
《貿易風ライダー》
配布されたのはプロツアー・ヒューストン。強力なバウンス能力で相手を一種のロック状態にしてしまう、一時代築いた1枚であった。新規フレイバーテキストの引用元は「Laurence
Sterne」。この2001-2002のシーズンで、ジャッジ褒賞はレア、アンコモン以下はFNMなどでプロモ化されるというスタイルが確立されたようだ。勿論、レアといっても時代の顔となった強力レアであり、ジャッジ褒賞=豪華というイメージが根付くこととなる。
2003/05/09
《生ける屍》
配布されたのは、2人の日本人プロツアーサンデー進出という快挙でも有名なプロツアー・横浜(フォーマットはオンスロート・ブロックのリミテッド)。この《生ける屍》、これまでのプロモと大きく異なる点が。カードの下部に「3/3」「G03」の文字が。これ以降、ジャッジ褒賞はシーズン毎にG○○という区分がされ、コレクターナンバーが割り振られることとなったのだ。
2003/07/?
《直観》
このカードも詳細は不明だが、一定数が市場に出回っているためその姿を見たことがあるプレイヤーも多いだろう。当時はなかなか渋いチョイスだと思っていたが、今となってはここでFoilになっていて本当に良かったなという1枚。レガシーや統率者戦で、サーチとして・墓地を肥やす目的で使われる強力なインスタントだ。
2004/05/29
《アルゴスの女魔術師》
「アデプトグリーン」などのデッキでドローエンジンとして活躍した彼女も、グランプリ・ブリュッセルにてFoilの姿を披露することとなった。現在でもレガシーの最前線で現役バリバリ、超人気カードの1つだ。
さて、このグランプリと同日、各地のジャッジ達にメーリング・ギフトという形でプロモが配布されていた。それが…
《天秤》
ようこそ、新枠の世界へ。という訳で「ジャッジ褒賞その3」からは新枠となったプロモ達を紹介していくことになるので、お楽しみに!
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