その1、その2はこちら
今週は久々のFNMプロモの紹介。前回からの更新の合間にも、今年度の新たなプロモの情報が既に出ておりますますその数を増やすFNMプロモ。今回もガンガン紹介していこう。
2002/07
生命吸収
今週のトップバッターは黒の元祖ドレイン呪文。大量マナを発生させるコンボデッキのフィニッシャーも務めた1枚だ。そして現在、このプロモが唯一のFoilとなっている。
2002/08
沈黙のオーラ
8月のプロモは旧「エクステンデッド」や「統率者戦」でも活躍の《沈黙のオーラ》。8月ということで、夏休みを利用してFNMに参加・入手した日本のプレイヤーも多かったのではないだろうか。
2002/09
禁止
続く9月のプロモは《禁止》。これも唯一のFoilカードであり、未だに高い人気を誇っているナイス・カウンターだ。
2002/10
スパイクの飼育係
秋の夜長という言葉があるが、それをつぶすのにピッタリなのがFNMだ。この秋のプロモは、「オース」や各種「サバイバル」系のデッキでいぶし銀な活躍をしていたこのカードだ。
2002/11
モグの狂信者
長年に渡り「スライ」系のデッキで輝き続けた1マナクリーチャーがここで初のFoil化。当時欲しかったプレイヤーも多数いたことと思う。
2002/12
白騎士
ライバルである《黒騎士》から遅れること8か月、白騎士もFNMプロモに登場。この2枚が連番でなかった理由などを妄想してみるのも面白いかもしれない。
2003/01
ボトルのノーム
FNMプロモ初のアーティファクトとなるのがこの《ボトルのノーム》。やはりこの頃のアーティファクトがFoilになると美しい。「ダンシング・ノーム」などのデッキで人気を博した1枚だ。
2003/02
筋肉スリヴァー
スリヴァーと言えば、当時はまずこのカードありきだった。デッキに4枚必要なカードなので、全て光らせるためにせっせとFNMに参加したプレイヤーも多かったことだろう。
2003/03
転覆
名バイバック呪文も、初にして唯一のFoil化だ。本当にただFoilになっただけであるが、バイバックの注釈文がひたすらに長いため、新規フレイバーテキストをなどのことは難しいのだろう。
2003/04
ティタニアの僧侶
こちらも唯一のFoilである、強力なマナ能力と俗に言うイラスト・アドバンテージで長く愛されるエルフのプロモだ。良くぞここでFoilにしてくれたと、今となって思う1枚だ。こういったコモンを光らせる機会として、この時代のFNMプロモは最適だった。
2003/05
ゴブリンの砲撃
このカードも、最近になって相性の良いカードが多数作られたことによって着実に人気を得ているプロモだ。もちろん、唯一のFoil仕様である。
2003/06
スクラーグノス
往年の対「パーミッション」最終兵器も、しっかりとFoil化のチャンスをものにしていた。関節がたくさんある腕など、イラストもパンチが効いていて愛される1枚だ。
2003/07
解呪
不思議な1枚である。まず、イラスト自体が既に「アリーナリーグ」のプロモとして使われているものの流用であること。そして、カード下部にある「○/12」という年間の12枚のFoilカウントが書かれていないこと。ひとつ前の《スクラーグノス》は7番。このカードをまたいだ翌月のカード(「その4」で紹介)は8番。かなりイレギュラーな存在だということがわかっていただけただろう。
そもそものズレが、2番《筋肉スリヴァー》の次に4番《転覆》が来ることで起こっている。では、3番はどうなったのか…?
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水晶スリヴァー
時を隔てて2008年夏。このシーズンのグランプリンのサイドイベントの参加者に、2003年FNM・3番の表記がされたこのプロモが配られた。また、Magic
Onlineで新規アカウントを作った人・PAXイーストというイベントでアンケートを記入した人にこのカードが送付されたのだそうだ。一体どういう経緯でこうなったのかは、全くもって謎のままではあるが、とにかく2003年のFNMプロモはすべて正式に出そろったことになった。一体、何があったのだろうか。いろんな想像が膨らんで実に面白い。
さて、次回からはいよいよFNMプロモも新枠の世界へ突入していくことになる。お楽しみに!
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