以前紹介したプレイヤー褒賞プログラム、プログラムの詳細は前回に委ねるとして、早速その続きを紹介して行きたいと思う。
2003/05
熊・ゴブリン
相変わらずのトークン配布である。熊は「オデッセイ」に引き続き2度目の登場。トークンとしては《野生の言葉》に対応している。
ゴブリンは、待望のトークンだ。以前トークン化されたものは赤と白のマルチであり、所謂純粋な赤のトークンは意外にも初登場だ。これは主に「ギャンコマ」こと《包囲攻撃の司令官》で使いまくるので多数必要だったのだ。
2003/09
デーモン・ルフ鳥
ヘビー級のフライヤーが揃い踏み。それぞれ「ミラディン」「第8版」のレアであり、それにのみ対応した専用トークンだ。お目にかかる機会はそうそうないが、デーモンなんかは現在でも応用が利くだろう。ちなみに、ルフ鳥は「第9版」で鳥と統合されるので、これが最初で最後のトークンだ。
2003/09
火薬樽
ここから一年間配布されることになるFoil枠は、新枠になった《火薬樽》。ガラリと変わったその印象に、多くのプレイヤーが驚いた。
2004/01
天使・ペンタバイト
引き続きレアに対応したトークンの登場。今回は遡って「スカージ」の《正義の命令》用の天使、そして現行「ミラディン」の《ペンタバス》用ペンタバイトだ。当時は「ペンタバスの身体の仕組みってこうなっていたのか」と驚いたものだ。
2004/05
ビースト・マイア
ビースト再び。前回は4/4だったが、《絡み森の脈動》の3/3に合わせての新登場となる。以降、ビーストトークンの主流は4/4へとなっていく。そしてマイア…このルックスには当時衝撃を覚えたものだ。《マイアの保育器》などで生み出されるこのトークン、当時はまだマイアが今のツルンとした顔以外のタイプも存在していた証明と言えるだろう。
2004/09
スピリット
プレイヤー褒賞としては、最後のトークンであるのがこの神河のメインテーマでもあるスピリット。《禁忌の果樹園》からマナを出しつつ、相手の場にこのトークンをスッと置くとクールだ。
サイカトグ
同じタイミングで、Foil枠もこの名クリーチャーに交代。もちろん初の新枠化である。
恐怖
そして遂に長くやっている皆さんはご存知の、通称「テキストレス」が登場だ。初登場時のインパクトは今でも忘れられないものだ。誰もがその効果を知っている、構築レベルのカードが以降トークンに代わり配布されていくことになった。《恐怖》は通常版とは別のアングルからのイラストとなっているのも面白い。
2005/01
火の玉
《恐怖》と同様、元々のイラストを担当したMark
Tedin氏によるリメイク・イラストを、テキストレスで迫力満点に仕上げたプロモだ。
酸化
元のイラストからは大きくイメージが変わった1枚。元々はミラディン・ブロックのカードだが、神河ブロックを意識してか、和の雰囲気が漂うものとなっている。
2005/05
マナ漏出
これも完全に神河バージョンとして仕上げられた1枚。強力にしてデッキに4枚必要なカードであるため、揃えるためにトーナメントに出まくるプレイヤーも少なくなかった。
返礼
そんな「神河物語」からもしっかりと1枚。当時、製品版ではミラディンの屍族そっくりなクリーチャーが描かれていることが話題となったが(オーガではないかという推測はされていたが)同じシーンの別アングル的に描かれたこのイラストでは…うーむ…まだ、プロモの方が肌の質感や四肢の逞しさからオーガに見える。しかし相変わらず屍族そっくりなのも事実であり、プレイヤーのイメージを刺激する1枚となっている
今週もプロモ図鑑を完成させるべく、ササッとカードを紹介したが…旅はまだまだ長いね。また来週もお付き合い下さい、それでは!
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