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プロモアーカイブ 第15回 プレリリース・プロモ 
 
 当コーナーも15回目、今までスルーしていたプロモに向き合っていきたいと思う。

 毎年、着実に増え続けるそのプロモこそ、「プレリリース」プロモだ。

 FNMに次いで、誰でも気軽に参加できプロモが確実に貰えるイベントがプレリリース・パーティーだ。

 参加すると発売前のセットを用いたリミテッドで一足先に遊んだ上に、プロモ仕様のレアカードをもれなく貰える素晴らしいイベント、まだ未体験の方は是非「テーロス」のプレリに行ってたっぷり遊んでほしい。

 というわけで、早速プロモの紹介、行ってみよう!



1997/10/04
泥衣のワーム



 最初のプレリは「テンペスト」から始まった。今ほどネットが盛んでなかった当時、シャドー・バイバック・スリヴァーといった独自のメカニズムにこのプレリで初めて遭遇したプレイヤーが圧倒的に多かったことだろう。

 このワームのプロモ、金箔風の日付印刷がプロモの証として刻印されている。これがズレてしまってカード下部に刻まれたエラー版も存在し、価値あるコレクター・アイテムとされている。




1998/02/21
黄泉からの帰還者



 続く「ストロングホールド」のプロモも、ワーム同様の仕様で登場。スリヴァーがますます活躍し、《ヴォルラスの要塞》や《ドリーム・ホール》、《モックス・ダイアモンド》など強力カードの目白押しのプレリは盛り上がったことだろう。




1998/06/06
巨怪なる猟犬



 「エクソダス」ではエキスパンション・シンボルでレアリティがわかるようになったため、プロモでレアを貰っていることがより実感できる形になった。こうして見るとテンペスト・ブロックは、いずれも通称「ファッティ」と呼ばれる大型クリーチャーがチョイスされている。




1998/09/26
稲妻のドラゴン



 強力カードのオンパレード、ウルザ・ブロックのトップバッターは「ウルザズ・サーガ」。そのプレリのプロモは、Foil加工がまぶしくイラストも最高にかっこいい《稲妻のドラゴン》。プレリの証の文字と共に、エキスパンション・シンボルも金箔風に変更となっているのも特徴だ。




1999/02/06
役畜



 「ウルザズ・レガシー」から、いよいよFoilが製品版にも封入されるようになった。このプロモも、基本的な仕様は製品版と同様である。先の《稲妻のドラゴン》の加工との最大の違いは、流星マークの大きさだ。より大きく、目立つものが採用される形となった。




1999/04/29
武芸の達人、呂布




 初心者入門セットの第3弾として発売された「ポータル三国志」もしっかりプレリが行われ、プロモが配布された。

 ちなみにこのカード、プレリプロモで唯一の違う日付仕様が存在するカードである。





 これはシンガポールのプレリにて配布されたもので、その時の年月(1999/07/04)にちゃんと合わせたものとなっている。




1999/05/29
まやかしの預言者



 強力ブロックのシメとなる「ウルザズ・ディスティニー」のプレリプロモだ。このプロモ、テキストなどの文字が一切印刷されていないエラー版が存在し、こちらも非常に高価なアイテムの一つとなっている。




1999/09/25
超越者



 「メルカディアン・マスクス」からは、新メカニズムであるスペルシェイパーがプロモ化。プロモはセットの宣伝も兼ねるものとして、よりセット内容を意識したものへとなっていくのだった。




2000/01/29
ラースの暗殺者



 「ネメシス」からは、このブロックを代表するサイクルの1つである傭兵が選ばれた。リミテッドで無類の強さを誇るこのカード、プレリのデッキに入れたいと強く思ったプレイヤーも居たことだろう(もちろん当時はルール違反だった)。




2000/05/27
希望の化身



 「プロフェシー」のプロモは、同セットのアバターサイクルからこの1枚。このような見た目にインパクトのあるサイクルはプロモとして採用しやすいのだろう。




2000/09/23
怒り狂うカヴー



 「インベイジョン」を代表する、ナイスな1枚がプロモとして登場。このカードの激シブな活躍ぶりは『今日の1枚』でいつの日か書くとして、このプロモの特徴について触れたい。

 このカードのテキスト、読めるプレイヤーはいるだろうか。ここに書かれているのはラテン語。これは公用語として使用者がいなくなった所謂「死滅言語」をプレリプロモに使用する、遊び心満点のキャンペーンの先陣として作られたものだ。




2001/01/27
探索するフェルダグリフ



 初期マジックのマスコット的存在だった「紫色の羽の生えたカバ」も、プレリプロモとなっている。ブロック構築でも使われたこのカード、死滅言語キャンペーンでは古代ギリシャ文字を担当することになった。カードの雰囲気と噛み合うナイスチョイスだ。




2001/05/26
菌類のシャンブラー



 マジックの全盛期の1つとでも言うべき時を迎えたのがこの「アポカリプス」にて。プレリも盛り上がりまくったことだと思う。そこで配布されたプロモはサンスクリット語で書かれたこのカード。未知のボスキャラという雰囲気が漂っていて、最高にカッコいい。


2001/09/22
石舌のバジリスク



 このプロモもイラストとテキストが噛み合って、独特の雰囲気を作り出すことに成功している1枚。ここに書かれているのはアラビア語―――死滅言語キャンペーンに続いて、オデッセイ・ブロックではローマ字を使わない言語を用いたキャンペーンが展開されたのだ。



 今回の紹介は2001年まで。まだあと12年分のプレリプロモが残っている訳で、先は長いなぁ…と圧倒されている日々。それでもプロモ図鑑完成に向けて一歩一歩確実に前進していくので、お楽しみに!
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