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「瀬畑太郎の紙とMOのあいだ」第1回 
 
第1回

ある朝、瀬畑太郎が不安な夢からふと覚めてみると、
ベッドの中で自分の出場大会がレガシーの、
選手権に変わってしまっているのに気がついた。(夏)前編

text by Sebata Tarou





0.導入

 初めましての方は初めまして、瀬畑太郎と申します。
 まずは軽い自己紹介からしたいと思います。


 ウルザブロック時代にMTGをやっていましたが、インベイジョンが入る頃に引退。ミラディンの傷跡が発売した頃にMagic Online(以下MO)でMTGに復帰。

 イニストラードが出た頃からPTQやGPなどの競技イベントに参加し始めた、まだMTG暦が浅いプレイヤーです。

 普段はニコニコ生放送を用いて、MOの実況配信をしています。

 復帰以来およそ3年、配信を継続して行っているので、競技プレイヤーとしてより、配信者として認識している人の方が多いかも知れません。



 今回はMOを中心にしたGPに向けての調整、考察を書く予定でしたが、本戦は全く振るわず、没になってしまいましたw

 なので、2日目に併催イベントとして行われた「レガシー選手権2013-夏-」への参加レポートを代わりに執筆させて頂くこととなりました。

 定期連載になるのか不定期連載になるのか、定かではございませんが今後ともお付き合い頂ければ幸いです。



1.動機


 上記の通り本戦を惜しくもなんとも無い成績で初日落ちしてしまったので、2日目の予定が空いてしまいました。

 スーパーサンデーシリーズに参戦するのも一つの手でしたが、本戦を終えた私的にはもうこの環境のスタンダードは終わったも同然。全く気乗りがしません。

 と、言うことで必然的に(消去法とも言います)レガシー選手権への参戦を決めたのです。



2.調整


 こんな不純な動機で参戦を決めた私ですが、自信はありました。

 その自信は実績から来るもの、伝えるのが遅れましたが、私は前回横浜で行われたレガシー選手権-春-を優勝していました。
トーナメント:レガシー日本選手権2013・春 2013/03/03
順位:優勝
Player:Ichikawa Yuuki
Deck Name:
Deck Designer:
19land
4 《不毛の大地》
3 《Tropical Island》
3 《Volcanic Island》
1 《溢れかえる岸辺》
4 《霧深い雨林》
4 《沸騰する小湖》

12creature
4 《タルモゴイフ》
4 《敏捷なマングース》
4 《秘密を掘り下げる者》

29spell
4 《思案》
2 《二股の稲妻》
2 《もみ消し》
2 《呪文嵌め》
4 《稲妻》
4 《目くらまし》
4 《渦まく知識》
3 《呪文貫き》
4 《Force of Will》
15sideboard
2 《赤霊破》
1 《渋面の溶岩使い》
1 《壌土からの生命》
1 《古えの遺恨》
2 《硫黄の渦》
2 《真髄の針》
1 《狼狽の嵐》
3 《水没》
2 《乱暴/転落/Rough/Tumble》
 勿論今回使用するデッキも我が愛機『カナディアンスレッショルド』
正直なところ、あまり定期的にレガシーをプレイしていないので、前回の横浜優勝時のリストからデッキを調整することとしました。


●《もみ消し/Stifle》を4枚採用



 前回大会時には2枚というなんとも中途半端な採用枚数だった《もみ消し/Stifle》を4枚フルで採用しました。

 環境に《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》が蔓延っている為、1ターン目にフェッチを切って来る相手が増加しました。相対的に《もみ消し/Stifle》を有効的に使えるチャンスが増えたと言えます。


 また、デスブレードやBUGカスケードなどのカード単体でカードパワーを有しているデッキに対してアドバンテージ面での勝負は明らかに不利です。

 カナディアンスレッショルド側は《もみ消し/Stifle》を使ってテンポ面でイニシアチブを取ったり、《不毛の大地/Wasteland》と併せて相手のマナベースを攻めるゲーム展開が一番太い勝ち筋でしょう。

 『最悪《Force of Will》で切れば良い』は青いカードを採用するときの魔法の言葉です。



●サイドボードに《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》、《漁る軟泥/Scavenging Ooze》の採用



 《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》はエスパー石鍛冶などがキャストしてくる天敵《未練ある魂/Lingering Souls》対策や、苦手なマーヴェリック相手に。


 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》は元々そのスロットに入っていた《壌土からの生命/Life from the Loam》がミラーマッチでオーバーキル気味だったり、他のデッキに対しても裏目の強いカードだったので、様々なデッキに汎用性の高いカードとして採用しました。


 ミラーマッチでは残ったら勝てるカードですし、リアニメイト、ANTなどに対して、ちょっと重いですが墓地対策として機能します。

  ただ、どちらも重いので1枚ずつの採用。

 完成したデッキリストが以下になります。

トーナメント:レガシー日本選手権2013・夏 2013/08/25
順位:優勝
Player:Ichikawa Yuuki
Deck Name:
Deck Designer:
18land
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3《Volcanic Island》
3《Tropical Island》
4《不毛の大地/Wasteland》

12creature
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》

30spell
4《Force of Will》
4《もみ消し/Stifle》
4《目くらまし/Daze》
2《二股の稲妻/Forked Bolt》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《思案/Ponder》
4《渦まく知識/Brainstorm》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
15sideboard
1《二股の稲妻/Forked Bolt》
1《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》
1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1《狼狽の嵐/Flusterstorm》
2《乱暴/転落/Rough/Tumble》
3《水没/Submerge》
2《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》
1《真髄の針/Pithing Needle》
2《赤霊破/Red Elemental Blast》
1《古えの遺恨/Ancient Grudge》

 他にもサイドに採用していた《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》をメインと併せて3枚目の《二股の稲妻/Forked Bolt》に変更しました。

 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》は盤面に残ったら対戦相手の致命的なクリーチャー(《死儀礼のシャーマン》や《闇の腹心/Dark Confidant》などを想定しています)を次々と除去して勝ちに直結するカードと成り得ます。

  が、逆に出した返しに《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》を除去されてしまうと一転、相手の致命的なクリーチャーが場に残ってしまいます。

  安定性と即効性を比較すると、《二股の稲妻/Forked Bolt》に軍配が上がります。

 このように膨大なカードプールの中から似たような役割を持つカードを比較して、デッキに当て嵌めて行く作業はレガシーならではと言えますね!



3.出場



 当日はホテルからタクシーを配車願いしたらいくら待っても来なかったり、足りないカードを求めてバイヤーブースを探し回ったり、てんやわんやしてましたが、何とか受付、シートオールには間に合いました。


 参加者数は205名の8回戦! ギリギリ8回戦の人数なので6勝1敗で最終ラウンドを迎えるとオポーネントによってはIDは難しいかな?  といったところ。


 簡易ではありますが、レポートを記載していきます。





1回戦 白単兵士 ○×○




 《ドライアドの闘士/Dryad Militant》や《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》などの盤面にいるだけで影響を及ぼす優秀な兵士クリーチャーや、《カタパルト兵団/Catapult Squad》や《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers(TSB)》などのシステムクリーチャーなどで相手を阻害しながらビートしてくるデッキでした。

 アドバンテージ手段として《募兵官/Enlistment Officer》を採用しているあたりを見ると、ゴブリンに近い感じでしょうか。


 1G目はダブマリながらも《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》2体が裏返りながらこちらが攻勢に。

 途中《募兵官/Enlistment Officer》に4枚ドローされるも、テンポで押し切り勝利。


 2G目は相手の《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers》に《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を展開出来ずにモジモジしていると《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》がうっかり通ってしまい敗北。


 3G目は《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》が反転しながらクロックを刻むも、相手の兵士軍団を裁ききれず負けを覚悟したところにトップから《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》がこんにちわ。

 相手の盤面がまっさらになって勝利。

 入れてて良かった《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》!



Side board

In

1《古えの遺恨/Ancient Grudge》

1《真髄の針/Pithing Needle》

1《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》

1《二股の稲妻/Forked Bolt》

2《乱暴/転落/Rough/Tumble》

Out

4《もみ消し/Stifle》

2《呪文貫き/Spell Pierce》



 《もみ消し/Stifle》は《募兵官/Enlistment Officer》の誘発を打ち消せるので残すか悩みましたが、他に打ち消したい誘発型能力を見なかったこと、ゲームプランとして軽量クロックと除去でテンポ勝ちすることが理想だったので、《募兵官/Enlistment Officer》はある程度無視することにしました。

 相手のデッキが結構もっさりしてるように見えたので《目くらまし/Daze》は後手でも全て残すことにしました。






2回戦 トリコトラフト ○○

 《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》と《罰する火/Punishing Fire》+《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》ギミックを搭載したトリコトラフトデッキでした。


 1G目は《もみ消し/Stifle》で相手のフェッチランドを打ち消したら相手のマナベースが『《山/Mountain》、《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》』で止まってしまいそのまま勝利。


  2G目も《もみ消し/Stifle》+《不毛の大地/Wasteland》で相手のマナベースを攻めつつ《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》だけで殴りきって勝利。



 カナディアンスレッショルドは相手のアーキタイプを問わず、このラウンドのように相手のマナベースを阻害する動きだけで勝ててしまうケースがあります。

デッキの強みの一つですね。



Side board

In

なし

Out

なし



 メインを相手のスペルを1枚も見ずに勝ってしまったのでサイドボーディングは行いませんでした。






3回戦 カナディアンスレッショルド ○×○

 1G目は相手がワンマリガンからのフェッチランド起動を《もみ消し/Stifle》で打ち消したらそのまま相手が復帰出来ず勝利。


 2G目はお互いに《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を通し、地上は膠着するも相手の場には裏返った《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》が。

《思案/Ponder》などで回答を探すも、引けずにそのまま押し切られて敗北。


 3G目は最序盤に《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》を展開し、《もみ消し/Stifle》、《不毛の大地/Wasteland》で相手の展開を阻害。

 3点のクロックを刻みながら相手の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》には《水没/Submerge》と、先手によって得られる優位性をそのまま保ち続けて勝利。



Side board(2G目)

In

3《水没/Submerge》

2《赤霊破/Red Elemental Blast》

1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》

1《狼狽の嵐/Flusterstorm》



Out

2《呪文貫き/Spell Pierce》

2《二股の稲妻/Forked Bolt》

2《目くらまし/Daze》

1《呪文嵌め/Spell Snare》





 カナディアンスレッショルドミラーマッチにおいて、後手は絶対的に不利です。

 相手と噛み合わないと勝てないゲームになるので、《呪文嵌め/Spell Snare》を1枚残したり、《狼狽の嵐/Flusterstorm》をサイドインしてこちらの《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》が残るゲームプランを考えます。


 逆に先手だと《目くらまし/Daze》は非常に強力なカードなのでサイドインし直します。


 先手は押し切る、後手は裁ききることを意識すると良いでしょう。


 メインは出てしまった《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を処理できるカードがお互いに入っていないので、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を如何に着地させるかのゲームになります。

 相手の《目くらまし/Daze》や《呪文嵌め/Spell Snare》で自分の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を打ち消されないように動きましょう。


 また、メインサイド合わせて、お互いに相手のマナベースを阻害しあうゲームになります。
 フェッチランドを切るタイミングには最新の注意を払いましょう。





4回戦 白単タッチ赤アグロ ○×○




 《ルーンの母/Mother of Runes》や《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》などの白のメジャーなクリーチャーは勿論、《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》や《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》などのあまりレガシーでは見ないクリーチャーなども採用されていました。除去枠には《剣を鍬に/Swords to Plowshares》、《稲妻/Lightning Bolt》、《稲妻のらせん/Lightning Helix》を見ました。


 1G目は相手の《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と召喚酔いしている《ルーンの母/Mother of Runes》を《二股の稲妻/Forked Bolt》で除去出来る等の幸運も重なり、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》2体で殴りきって勝利。


 2G目は《魂の洞窟/Cavern of Souls》(指定は人間)から《ルーンの母/Mother of Runes》、2T目の《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》も通り、更には《月の大魔術師/Magus of the Moon》も飛び出して来て敗北。

 《月の大魔術師/Magus of the Moon》は人間だったのか・・・・とマッチ中ながら一人で感心してしまいましたw


 3G目は《ルーンの母/Mother of Runes》から《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と展開されるも、またも1枚差しの《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》が手札に。

 その後《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》は除去されましたが、相手のマナベースが2マナで止まり続けたこともあって他のクロックが殴りきって勝利しました。





Side board

In

1《古えの遺恨/Ancient Grudge》

1《真髄の針/Pithing Needle》

1《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》

1《二股の稲妻/Forked Bolt》

2《乱暴/転落/Rough/Tumble》



Out

2《呪文貫き/Spell Pierce》

4《もみ消し/Stifle》




 1R目の白単兵士と全く同じサイドボードです。

 《魂の洞窟/Cavern of Souls》さえ出てこなければこのようにマナカーブ通りに展開してくるデッキに対しては《目くらまし/Daze》は非常に強力なカードと言えます。





5回戦 デスブレード ○○



 1G目は相手がワンマリガンで動きが鈍く、こちらはキレイに回ったのでそのまま押し切り。


 2G目は《もみ消し/Stifle》が2枚、カウンターが3枚、《不毛の大地/Wasteland》を含む土地が2枚と、自分から動かないハンドをキープ。


 相手の2T目《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》で引いて来ていた《思案/Ponder》を抜かれると淡々と土地を置きあうスローなゲームに。

 途中《もみ消し/Stifle》を巡る攻防なども挟み、その後に引いてきた《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》が対処されず、対戦相手の展開する脅威をカウンターで弾きながら勝利。



Side board(2G目)

In

1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》

1《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》

2《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》

1《古えの遺恨/Ancient Grudge》

1《真髄の針/Pithing Needle》



Out

2《呪文貫き/Spell Pierce》

4《目くらまし/Daze》



 アドバンテージ面での勝負は難しいのでさっさとクロックを場に出してダメージを入れる→相手タップアウトの時に《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》を貼る。が勝ちパターンです。

 相手の青いカードはカナスレに取ってそこまで脅威では無いので《赤霊破/Red Elemental Blast》はサイドインしません。

 先手時には《目くらまし/Daze》をメインに戻して、《Force of Will》をサイドアウトします。






6回戦 赤青バーン ○○




 《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》の入ってるタッチ青バーン。

 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》で火力の再利用や、《渦まく知識/Brainstorm》で《轟く怒り/Thunderous Wrath》をライブラリートップに戻して奇跡させたりするなど、面白い形のバーンでした。



 1G目は先手で《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を2体展開して相手の除去は《呪文貫き/Spell Pierce》や《Force of Will》で弾いて押し切り!したいところだったのですがこっちのカウンターが尽きたところにキャストされる《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》・・・!!

 こちらのハンドに除去も無く、相手に上手く誘導されてしまった形に。《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》を2体綺麗に処理されて負けたかなーと思ってるところに降って来る《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》。

 《もみ消し/Stifle》で《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》のトークン誘発を防いだりしながらなんとか削りきって辛くも勝利。


 2G目は相手のデッキがハンドを溜めて《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》などを軸にして一気にライフを削りきる動きなのがわかったので、とにかくショートにゲームを進めることを心がけて動きました。

 《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》と《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を展開して緑の強みを生かして勝ち。



Side board

In

2《赤霊破/Red Elemental Blast》

1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》

1《狼狽の嵐/Flusterstorm》

1《二股の稲妻/Forked Bolt》



Out

4《もみ消し/Stifle》

1《目くらまし/Daze》



 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》の信頼度が低く、《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》と《タルモゴイフ/Tarmogoyf》がとにかく強いマッチアップ。

 どちらかを盤面に降ろせるようゲームプランを立てたいところ。

 相手の《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》と《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》はこちらの脅威になるのでしっかり対処しましょう。

 《二股の稲妻/Forked Bolt》は《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》とエレメンタルトークンを両方処理出来るので多めに取っておいて正解でした。





7-8回戦 ID



 まさかの負けなし、6-0-2という成績でシングルエリミネーションに進出。

 1、4回戦に当たったローグでアグロなデッキはカナスレ的には鬼門でしたが、サイドに取った《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》をしっかり引けたことが功を奏しました。

 他のマッチングは五分からやや有利な印象なので、比較的当たり運が良かったとも言えます。


後半のシングルエリミネーションに続く。

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