TOP Bigweb MTGショッピングページ
くーやんの店舗入門緊急記事「最近出回っている新型フェイクにご注意ください!」 
 
text by Kyohei Kusakabe



みなさんあけましておめでとうございます。

2014年新年1発目の記事がまたまたフェイクの内容で悲しいのですが、出来るだけ早くお伝えした方が良いと判断したので執筆中の別の記事を一旦置いて緊急にこちらの記事を執筆しました。

まずはこちらを読んでいない方は読んでいただけるとスムーズにこの記事を理解していただけると思います。

前回の記事にも書いてありますが「基本的にデュアルランドなどの高額で古い物しかフェイクは出回っていない」と紹介しましたがどうやら最近はそれ以外も注意しなければいけないようになっているようです。


まずはこちらをご覧ください。




画像が荒いものしかなかったのですが何か違和感を感じましたか?
前回のようにどれがフェイクでどれが本物か判断出来たでしょうか?


実は上の写真は「全てフェイク」なのです。

こちらのフェイクの出所は中国です。
非常に精巧に作られておりしかも中国のサイトで格安で「どんなカードでも印刷してもらえるサービス」によって作られたカードなのです。

恐らくこのサービス自体は近いうちにウィザーズに通報されて無くなるとは思いますがすでにかなり多くの数が出回ってしまっているので注意が必要です。
特にGPでトレードした方や海外のオークションから最近購入したことがある方は今一度手元のカードを確認した方が良いと思います。

まず現在分かっている見分け方ですが。

□サイズが大きかったり小さかったりと微妙に違うことがある(本物と同じサイズもある)

□表面の光沢が違う(マット使用っぽくなっていたりテーロス日本語のように光沢のある物もある)

□字のフォントが違う(全体的にフォントが小さい)



の3つしかありません。

いままでのフェイクと違うのは「光を通す可能性がある」(実物で検証していないため可能性があるとしていますが恐らく通す可能性が高い)

そしてこちらの写真のように・・・



なんと「本物と同じように青い紙が入っている」のです。

肝心の光を当てるお手軽な判別方法が出来るか分からないのでこれは少し厄介です。

ということで頼れるのは自分の目!
フォントで確認しましょう!






どちらが本物か分かったでしょうか?

後ろ側が本物手前がフェイクになります。
フェイクの方が全体的に小さ目のフォントですね。また「number」の文字間が離れすぎです。

このようによく見れば素人でも判別出来そうなのでトレードやオークションを使用する際は十分気をつけるようにお願いします。





写真のようにアンヒンジドの土地や再活性といったあまり高額では無いようなカードのフェイクも印刷されてしまっているようなので「フェイクは高額な古い物が多い」という考えは捨てた方が良さそうです。





先日発表されましたがM15では印刷偽造のマークがつくとのことでウィザーズも偽造防止には力を入れているようですが以前のカードに関してはやはりプレイヤー一人一人が意識して気をつけるしかないと思います。
また偽造カードだと知ってトレードしたり大会で使用するのは絶対にやめましょう。


前回も書きましたがトレードの際に違和感を感じたら断る勇気も必要ですしオークションや多少海外よりも高くても信頼出来るお店を見つけそこで買ったりするのが一番だと思います。

BIGMAGIC、BIGWEBでは専門のスタッフが判別してお客様に安心して購入いただけるようになっておりますのでぜひご利用下さい。

次回こそはフェイク以外の記事でお会いしましょう!




BIGMAGIC LIVE
BIGMAGIC LIVE YouTubeチャンネルBIGMAGIC LIVE ニコニコ動画
 
記事一覧へ戻る
(C) Copyright BIG MAGIC All Rights Reserved.