Pro Tour Columbus04 Top8 |
22land
2 《沼/Swamp》
4 《山/Mountain》
4 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4 《硫黄泉/Sulfurous Springs》
4 《リシャーダの港/Rishadan Port》
4 《シャドーブラッドの尾根/Shadowblood Ridge》
26creature
3 《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
4 《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》
1 《火花鍛冶/Sparksmith》
4 《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
4 《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
1 《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》
4 《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
4 《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
1 《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
12spell
2 《金属モックス/Chrome Mox》
4 《燃え立つ願い/Burning Wish》
2 《総帥の召集/Patriarch's Bidding》/patriarch’s
bidding》
4 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》 |
15sideboard
1 《非業の死/Perish》
1 《総帥の召集/Patriarch's Bidding》/patriarch’s
bidding》
3 《強迫/Duress》
3 《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
1 《腐朽/Decompose》
1 《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
1 《溶融/Meltdown》
1 《再活性/Reanimate》
1 《紅蓮地獄/Pyroclasm》
1 《落盤/Cave-In》
1 《チェイナーの布告/Chainer's Edict》 |
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非常に完成度が高く、美しいデッキである。《燃え立つ願い/Burning
Wish》によるシルバーバレットの内容を解説しよう。
《非業の死/Perish》はわかりやすく、緑のデカブツや敵対する部族・エルフを根絶やしにするためだ。
「Diiie(死ねぇぇ)」
《強迫/Duress》は各種コンボデッキの阻害や、青いデッキ相手に本命のカードを通すための露払いとして。
「DIIIIEE(死ねええええええ)」
《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》も同様にコンボ殺しであり、また「ここでこれを引かれなければ勝てる」という状況で勝利を確定するためのダメ押しである。
「DIE(死ね)」
《腐朽/Decompose》はリアニメイトなどの墓地活用デッキへの阻害である。
「DIIIIE(死ーねぇぇ)」
《苦悶の触手/Tendrils of Agony》は《スカークの探鉱者/Skirk
Prospector》や《ゴブリンの首謀者/Goblin
Ringleader》でストームが稼ぎまくってからのフィニッシュに。《崇拝/Worship》に逃げているやつも蹴散らせる。
「DIIE
DIIE DIIE(死ね死ね死ねぇぇぇ)」
《溶融/Meltdown》は当時隆盛を極めていた親和へのアンチテーゼだ。
「DIIIE,DIIIIIIEEE(死ね、死ねぇぇぇぇぇ)」
《再活性/Reanimate》は召集よりも軽い釣竿として、また相手の墓地のクリーチャーを釣り上げたり、リアニメイトとの「友情コンボ」にもなる。
「DIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIE(死ぃぃぃぃぃねぇぇぇ)」
《紅蓮地獄/Pyroclasm》及び《落盤/Cave-In》はゴブリン同系やウィニーが先にズラリと展開してきた盤面では有効な1枚となるだろう。
「DIE
DIE DIE DIE DIE(死ね死ね死ね死ね死ね)」
《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》は単騎で勝負を決めるデッキや、どうしてもブロッカーをどけたい時に。
「DIIIIIIIIIIEEEEEEEE(死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ)」
3.リブート
自ずとフォーマットはレガシーとなる。石鍛冶やジェイスやエムラクールやグリセルなんかのブイブイ言わせている連中が生まれるよりも前の話だが、僕はこのデッキのレガシー版を使用していたので、今回のリブートは楽なものだ。
フォーマット:レガシー
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Sample
Deck |
23land
2 《Badlands》
2 《Taiga》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4 《山/Mountain》
1 《沼/Swamp》
1 《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle》
29creature
4 《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
1 《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》
2 《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》
4 《ゴブリン/Goblin》の群集追い
1 《棘鞭使い/Stingscourger》
4 《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
3 《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
1 《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》
1 《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》
3 《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》
4 《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
1 《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
8spell
4 《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4 《燃え立つ願い/Burning Wish》
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15sideboard
1 《非業の死/Perish》
4 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1 《総帥の召集/Patriarch's Bidding》/patriarch’s
bidding》
1 《Anarchy》
1 《再活性/Reanimate》
1 《巣穴の運命支配/Warren Weirding》
1 《思考囲い/Thoughtseize》
2 《外殻貫通/Hull Breach》
1 《一族の誇示/Clan Defiance》
1 《殺戮遊戯/Slaughter Games》
1 《軍勢の整列/Marshaling the Troops》 |
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エクステンデッドでは禁止だった《ゴブリンの従僕/Goblin
Lackey》が使えるのは非常に大きい。立ち回りとしては、序盤は無理して攻めなくても良い。重視すべきは土地を伸ばすことと《霊気の薬瓶/AEther
Vial》を育てること。これらを行いながら、「死なない」プレイングを心がけること。
勝ちに行くのは態勢が整えばいくらでも勝てるデッキなのがゴブリンだ。大事なのは、その整える段階なのである。勿論瞬殺パターンもあるが、それは偶々いろんな要素が噛み合った末に起こることだ。
ウィッシュボードは、正直言って好みの世界である。これだけカードプールが広いと選び甲斐があるものだ。今回は結構無難な形でまとめてみたつもりだが、もっと《ゴブリンの手投げ弾/Goblin
Grenade》《ゴブリンの集中攻撃/Goblin War
Strike》とか入れてライフしか見えない仕様にしても楽しいだろう。普通のゴブリンを使った方が安定するのは確かだが、《ガイアの揺籃の地/Gaea’s
Cradle》と《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》でマナブーストしまくって《一族の誇示/Clan
Defiance》をドカーンとぶっ放してみたくないかい?決め台詞は
「DIIIIEEEE(死ねぇぇぇぇぇぇぇ)」
いや、そんなこと言ったら秒速で大会から追放です。
4.終わりに
デッキの柱というものは一本だと脆くなってしまうが、多すぎても一本一本が細いものになってしまうと思う。Death
Goblin Wishは個人的に丁度良い柱を持ったデッキであると思う。それぞれがお互いの良さを支え合っていてバランスも良い。皆も、今使っているデッキに柱となる戦略を一本追加して、苦手なものを克服するアプローチをとってみてはいかがだろうか。それでは今回はこのへんで。
・・・・・・
「DIIIIIEEEEE(死ねぇぇぇぇぇ)」
ニコル・ボーラス「うるさいのが帰ってきおった…」
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