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by Iwa-Show
すっかり寒くなったけど、皆マジック遊んでますか?…はい、いい返事いただきました。最近では「リーグ戦」が流行っている様で、各地の店舗で多くのプレイヤーが楽しんでいる様子がツイッターなんかでも見られて、こっちまで楽しくなってくるもの。リーグ戦は社会人や復帰組もスッと参入できるカジュアルなイベントなのだが、その前身は今週紹介する「ARENAリーグ」というものだ。誰でも気軽に参加できるイベントという点では同じだが、このトーナメントには専用のプロモカードが存在した。本日はその紹介の第2回だ。
2000/02/12
沼
大人気、John Avon氏の手掛けた「ウルザズ・サーガ」の《沼》がFoilで登場。14年前のプロモだが、未だに色褪せない存在感を放つ1枚である。実はデッキの《沼》は全部これで…という方、少なくないでしょう。数集めるのが大変なのがネックだが、20枚くらい統一して並べたいものだ。
強迫
そんな《沼》からキャストする呪文も、セットで登場なサービス月間。1枚手に入ったらとりあえず今デッキに入ってるものと交換して…と、コツコツデッキを光らせていく楽しみがあるプロモなのだ。
2000/0330
ウークタビー・オランウータン
レアでなくとも構築でバリバリ使えるカードをチョイスしてくれているのがこのプロモの嬉しい所。大好きなマジックで暇も潰せて、強いカードのプロモも貰える。素晴らしい話ではないか。
2000/06/01
寒け
このプロモもまたサイドボードの常連である「使える」1枚である。これがプロモであるだけでプレイヤーとしては嬉しいのだが、コレクター泣かせの1枚でもある。何故か?それは、このプロモが印刷の「ムラ」で「Dark」と「Light」に大きく分けられ、さらにそこからその度合いで少なくとも2段階にランク付けされるからだ。これら全てを揃えた時、真のコレクターを名乗れるのかもしれない。
2000/09/26
悟りの教示者
実は現代でも使用頻度の高い1枚が、このタイミングでFoilになっていたりする。むしろ、よくぞこのタイミングを逃さずに光ってくれたと感謝せずにはいられないものだ。
2000/11/30
呆然
上記の《悟りの教示者》と同じく、過去のFoilが存在しなかったセットの名カードを、「第6版」に再録されているという点を活かしてこのプロモで光らせる。そのファンサービスの精神は素晴らしいものだ。…まあこのカードはそれ抜きにしても後に光ることになるのだけど。
2000/??/??
《平地》《島》《沼》《山》《森》
少なくとも「メルカディアン・マスクス」発売後の1999年10月以降、2000年に配布されているプロモなのだが詳しい配布時期などは不明。
これらのプロモは、製品版とパッと見では差異がないため混同されることが非常に多い。気付かれることのないプロモ代表である。見分けるには、製品版と並べれば一目瞭然。この頃のFoilの象徴、流星マークの大きさがプロモ版の方が小さいのだ。これは意識しないと見過ごしてしまう…しかしなんとも、コレクター魂をくすぐるではないか。《沼》《山》《森》はあのRob
Alexander氏が手掛けているため、ファンなら是非とも手に入れたい逸品である。
今週はここまで。様々なプロモカードが存在する中、今一つ目立たない存在となっているプロモ達だが、こうしてちゃんと振り返ってみると、実に良い味のあるカードが多いものだ。ショップでも何かわからずに他のプロモとごちゃまぜで売られていたりするが、そういった中から発掘してくるのもコレクターの喜びと言える。この記事が、一人でも多くのコレクターを生み出すことを祈って、ここらで筆を置こう。また来週!
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