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覚前 輝也
筆者が初心者の頃、飲み会の席で強いプレイヤーの話になると必ず名前が上がるプレイヤーがいた。そのプレイヤーはMTGを引退したが、その腕前は一言で言うなら「天才」であったと。 様々な逸話があるがその中でも、筆者がもっとも感動した話がある。 『第8版』でウルザランドが復活した頃、そのプレイヤーは土地破壊でどのウルザランドを破壊すればいいのかを独自の理論で決めていた。その理論とは「最初にセットしたウルザランドでは無く、その次にセットされたウルザランドを破壊すべき」というものだった。 例えば、手札に《ウルザの塔》《ウルザの塔》《ウルザの鉱山》とあった場合、最初にセットするのは割られてもかまわない《ウルザの塔》からセットするはず・ならば破壊すべきなのは次にセットするウルザランドである_と。 その話を聞いてからというもの一度は会ってみたいと思っていたのだが、引退しているとの事であきらめていた。 まさか、その憧れのプレイヤーこそ、覚前 輝也さん。一緒に練習する日がくるとは・・・。 「日本選手権2004」でトップ8に残り、その後MTGを引退した覚前さんは、2014年から競技マジックに復帰、その夏のグランプリ・神戸での優勝からあっというまにトーナメントシーンを駆け上がり、短期間でゴールドプロの座に就いた。 今月末のプロツアー・オリジンで、5敗で抑えることが出来れば来シーズンのプラチナ・レベルが確定するので、ぜひともがんばって頂きたい。 ちなみに、酒を飲むとテンションが爆発して大変な事になる。 原根 健太
「J-SPEED」の名で知られる原根さんは、マジック暦が数ヶ月にも関わらず今年4月に行われたグランプリ・京都でトップ4に残る好成績を収めた。 Dig Cardsにてそのレポートを執筆・掲載し、マジックプレイヤーに対してライターとしての才能も見せ付けた。 今回の練習会唯一の、関西ではなく名古屋からの遠征参加。プロツアーへの気合の入り方が伺える。これからの更なる活躍に期待したい! 梅原 啓
3年前のグランプリ横浜の事は今でも思い出せる。デッキの多様性ではレガシーにも劣らないモダンで行われたグランプリで、決勝戦はまさかの「白黒トークン」vs「青単フェアリー」。そして、そのフェアリーを回していたのがこの梅原 啓である。 原根さんと同じくグランプリ・京都でトップ8に残ることによって、今回のプロツアーの切符を手に入れることになった。本人曰くリミテッドには自信が無いようだが、京都から続くグランプリ・千葉においてセカンドドラフトで2番テーブルにさらっと座ってしまうあたり、実力は十分であろうと思われる。 佐竹 志大
筆者は、佐竹さんとは付き合いが長いのだが…プレイヤーのスタイルとしてはドラフトやKMCのような草の根大会で主にプレイしており、所謂“トーナメントプレイヤー”としてはそこまで精力的に活動していなかったように思う。 とは言え、独自のデッキ構築法・プレイ理論で勝ち星を挙げてきた佐竹さんは、プレイヤーの力量としては間違いなく上位のプレイヤーである。 グランプリ・京都でトップ8に残り、今回のプロツアー参加を勝ち取ったことでその実力を証明した。 藤本 岳大
関西で10年以上マジックをしている古参のプレイヤーで、聞いたところによると今回が初のプロツアー参加ということらしい。 今まで何度も「後一勝」のところでプロツアーを逃してきたところを実際に見てきた筆者からすると、今回のプロツアー参加はまさに悲願達成というところである。 個人的には、応援しているプレイヤーの一人である。 F村 K晃(本人の希望により一部の名前を伏せております) 他にも、数々のプレイヤーが参加する今回の関西ドラフト調整会。その模様を一人でも多くの方に参考にしてもらえれば、そしてプロツアーに挑む彼らの存在を知ってもらい、応援をしていただければ…企画冥利に尽きます。どうか、最後まで楽しんでいただければと思います!