あの日あの時、準備が出来ていたか?初めてマジックの大会に参加した時、メタゲーム・流行のデッキ、何も理解せぬまま適当なデッキを持って挑んで、まるでリミテッドのデッキを相手するかのように軽~くいなされてしまった。そんな経験、皆もあるんじゃないだろうか。はい、僕がありました。資産があるとかないとかじゃなく、何も知らなかった頃。インターネットもなく、月一発売の雑誌を見てデッキを真似たりサイドボードを用意したりして挑むも、所詮は1か月以上前の情報。日々デュエルスペースに通っている連中とのデッキの差は、埋めようもなく…
まあ、もう戻りようはないけれども、振り返ることは出来る。過去から学ぶことが出来るのが人間だと何かで聴いたことがある。ちょっとしたアーカイブとして、Prepare
for FNMの連載を開始する前の時代のことを、簡潔にまとめて残しておこう。あの頃の自分は、気たるべき時代に向けて準備できていたか?読みながら懐かしがってもらえれば幸いだ。それじゃあググっと、振り返ってみよう!
15Sideboard
1 罪の収集者/Sin Collector
1 死者の神、エレボス/Erebos, God of the
Dead
3 強迫/Duress
3 破滅の刃/Doom Blade
2 神討ち/Deicide
2 今わの際/Last Breath
2 悲哀まみれ/Drown in Sorrow
1 地下世界の人脈/Underworld Connections
リストから溢れ出るデッキパワーの高さ。《ヴィズコーパの血男爵》は「黒単信心」にとっちゃ割とどうしようもないカードで、最大勢力になることが見えているなら確かにこれを使わない手はないなぁ。今振り返ると、勝って当然という気がせんでもない。
そして、我らが日本人もTOP8に残っていたことも忘れられない。しかも、PT2大会連続!ご存知、市川ユウキプロの成し遂げた偉業に日本のみならず世界中が興奮!しかも、使っていたデッキが“This
is Magic2015”と言わんばかりの…
あとこのPTでは、忘れられない出来事がもう1つ。毎年お馴染みの“マジック・プロツアー殿堂”の顕彰者の発表だ。
Paul Rietzl、Guillaume Wafo-Tapaという人気と実力を兼ね備えたプレイヤー達と共に、この年殿堂入りを果たしたのが…三原槙仁プロだ!いやぁ、長年のファンとしてはあの時は本当に嬉しかった。
creature 4《ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler》
4《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen》
3《軍勢の忠節者/Legion Loyalist》
4《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
4《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
3《チャンドラのフェニックス/Chandra’s Phoenix》
2《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God
of the Forge》
spell
4《ショック/Shock》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike》
2《マグマの噴流/Magma Jet》
1《凱旋の間/Hall of Triumph》
4《かき立てる炎/Stoke the Flames》