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by Yuuki Ichikawa
0.導入
こんにちは!市川です。
今回はWMCQ名古屋で優勝されたデッキと、一風変わったローグデッキを紹介していきたいと思います。
WMCQに向けての最後のスタンダード記事になります、よろしくお願いします。
1.WMCQ名古屋
WMCQ名古屋優勝は、”Rabble Red”と”Burn”のハイブリッドデッキ、”Rabble
Burn”を駆るカネガワ トシヤさんでした。
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カネガワ
トシヤ
WMCQ名古屋 優勝 |
21land
4《変わり谷/Mutavault》
17《山/Mountain》
24creature
4《ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler》
4《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen》
3《軍勢の忠節者/Legion Loyalist》
4《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
4《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
3《チャンドラのフェニックス/Chandra’s Phoenix》
2《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God
of the Forge》
15spell
4《ショック/Shock》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike》
2《マグマの噴流/Magma Jet》
1《凱旋の間/Hall of Triumph》
4《かき立てる炎/Stoke the Flames》
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15sideboard
2《マグマのしぶき/Magma Spray》
1《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》
1《パーフォロスの槌/Hammer of Purphoros》
3《頭蓋割り/Skullcrack》
3《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》
3《灼熱の血/Searing Blood》
2《漸増爆弾/Ratchet Bomb》 |
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《若き紅蓮術士》と《ゴブリンの熟練扇動者》、2つのデッキの核となるクリーチャーを投入した欲張りデッキですが、その構成は非常に繊細です。
従来のRabble Redと比べると1、2マナのクリーチャー群を厳選し、《ショック》、《マグマの噴流》などの追加の火力を投入しています。
これによって序盤の猛攻こそ少なくなったものの、盤面が止まってからも本体火力でゲームを決めることも可能ですし、クリーチャーデッキ同士での対決で《ゴブリンの熟練扇動者》の道を空けるゲームプランも立てやすくなります。
相手の《ゴブリンの熟練扇動者》への対処もしやすく、また相手からしたらこちらの《若き紅蓮術士》はマスト除去のクリーチャーなのでデッキの少ない火力で処理→こちらの《ゴブリンの熟練扇動者》が残ると言ったような有利な展開を作りやすく、カネガワさんのリストはRabble
Redに強いRabble Redと言えるでしょう。
また《鍛冶の神、パーフォロス》、《凱旋の間》、《チャンドラのフェニックス》などと言った持久戦に強いカードが入っているところも特筆すべき点です。
これらのカードによって序盤にオールインするだけでなく、ミッドレンジ然とした動きも可能です。
特に《鍛冶の神、パーフォロス》は現環境、対処出来るデッキが殆ど存在せず、今回の優勝はまさにメタゲームを読み切った結果と言えるでしょう。
カネガワさんはPTQやGPなどの競技イベントでいつも意欲的なデッキを持ち込み、上位に居る印象が強く、そのセンスにはいつも驚かされるばかりです。優勝おめでとうございます!
2.RUG
Chord
ここからは一風変わったローグデッキを紹介していきたいと思います。 |
YU-KI
(4-0)
Magic Online Constructed Standard
Event #7356009 |
24land
1 《森/Forest》
1 《マナの合流点/Mana Confluence》
1 《山/Mountain》
3 《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
4 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4 《奔放の神殿/Temple of Abandon》
2 《天啓の神殿/Temple of Epiphany》
4 《神秘の神殿/Temple of Mystery》
4 《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
15creature
4 《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
4 《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
1 《スズメバチの巣/Hornet Nest》
1 《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》
1 《波使い/Master of Waves》
1 《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos,
World Eater》
1 《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God
of the Forge》
1 《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
21spell
1 《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》
2 《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler》
4 《召喚の調べ/Chord of Calling》
3 《イゼットの魔除け/Izzet Charm》
4 《稲妻の一撃/Lightning Strike》
1 《ショック/Shock》
3 《かき立てる炎/Stoke the Flames》
3 《変化/点火/Turn/Burn》
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15sideboard
1 《スズメバチの巣/Hornet Nest》
1 《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》
1 《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1 《変化/点火/Turn/Burn》
1 《嵐の神、ケラノス/Keranos, God of
Storms》
3 《マグマのしぶき/Magma Spray》
2 《否認/Negate》
3 《ナイレアの信奉者/Nylea's Disciple》
1 《セテッサ式戦術/Setessan Tactics》
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最初は関東期待のデッキビルダー、マツモトユウキAさんの意欲作、”RUG
Chord”です。
こちらは先ほど紹介したカネガワさんも用いている《若き紅蓮術士》、《ゴブリンの熟練扇動者》、《鍛冶の神、パーフォロス》を軸としたミッドレンジバーンのような構成ですが、なんとそこに《召喚の調べ》を大胆にタッチすることによって様々なシルバーバレットを可能としています。
赤いデッキには《波使い》、地上で攻めてくるデッキには《スズメバチの巣》など、アンチカードがインスタントタイミングで場に出るのは想像以上に強力です。
またそれらはトークンを生み出しますので、《鍛冶の神、パーフォロス》との相性も抜群です。
私もMagic Onlineで回してみましたが、《波使い》で《若き紅蓮術士》のエレメンタルトークンが強化されたり、《スズメバチの巣》に《イゼットの静電術師》で1点与えてスズメバチトークンを能動的に出したりと、そのシナジーはここでは語りつくせません。
また当たり前ですが、全てのトークンが《召喚の調べ》の召集のタネになるのも良いですね。
《ゴブリンの熟練扇動者》の誘発はビギンコンバットフェイズに行われ、攻撃指定前に一度優先権が自分に返って来ますので、そのトークンを召集呪文2種に用いることも可能です。
これはこのデッキを使う上で覚えておくと良いかも知れませんね。
紹介した2つのデッキはトップメタの《ゴブリンの熟練扇動者》デッキに強い《ゴブリンの熟練扇動者》デッキと言った形で、半歩先を行く構築が魅力的です。
3.緑単ニッサ
このままだと記事が《ゴブリンの熟練扇動者》で埋め尽くされてしまうので《世界を目覚めさせる者、ニッサ》デッキもご紹介。
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ゴトウ ユウセイ
WMCQ名古屋 トップ8 |
24land
4《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
2《変わり谷/Mutavault》
18《森/Forest》
24creature
4《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
4《黄金の雌鹿/Golden Hind》
3《旅するサテュロス/Voyaging Satyr》
4《加護のサテュロス/Boon Satyr》
3《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
4《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos,
World Eater》
2《茨群れの頭目/Briarpack Alpha》
12spell
4《セテッサ式戦術/Setessan Tactics》
4《宿命的介入/Fated Intervention》
4《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》
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15sideboard
4《霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra》
4《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple》
1《ナイレアの弓/Bow of Nylea》
3《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1《霊気のほころび/Unravel the AEther》
1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1《真髄の針/Pithing Needle》 |
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グランプリ神戸でオリジナリティ溢れる”タルモハサミ親和バーンデッキ”を駆り、見事準優勝されたゴトウユウセイさん、それはスタンダードフォーマットでも変わり無いようで、WMCQ名古屋でも独創的な緑単デッキでトップ8に入賞されています。
《黄金の雌鹿》、《茨群れの頭目》、《宿命的介入》など、デッキビルダーらしいカードチョイスが光りますが、このデッキの屋台骨を支えているのは4枚づつ投入された《セテッサ式戦術》と《世界を喰らう者、ポルクラノス》でしょう。
《セテッサ式戦術》は緑単で場持ちの良いタフなクリーチャーを多く採用している関係から、さながら緑色の《ミジウムの迫撃砲》のように働きます。
Rabble Red、青単信心にはエンドカード級の動きをしますし、緑単信心、セレズニアアグロのような同じサイズのクリーチャーで構成されているデッキに対しても、プラス修正がいぶし銀の働きで全滅とはいかなくても盤面をかなり有利に進めてくれるスペルと言えるでしょう。
また、環境にアグロデッキが多く、黒単信心、青白コントロールが減少している現状のメタゲームでは《世界を喰らう者、ポルクラノス》を対処出来るデッキが少なくなっています。
《ミジウムの迫撃砲》や《かき立てる炎》が環境の標準除去となっているので、タフネス5は非常に強固です。
マナクリーチャーから3ターン目に《世界を喰らう者、ポルクラノス》の動きだけで勝ててしまうようなマッチアップもあり、《世界を喰らう者、ポルクラノス》を採用出来るデッキは積極的に採用するべきかと思います。
また、マナクリーチャーを11枚入れていて、全ての有色土地が基本地形であることから、《世界を目覚めさせる者、ニッサ》デッキ同型対決の場合、所謂”ニッサ先出しゲー”では基本的に勝利することが出来るので、その点も好感が持てます。
無色地形枠に《変わり谷》より優先して《ダークスティールの城塞》を採用している点も非常に興味深いですね、それほど《世界を目覚めさせる者、ニッサ》+《ダークスティールの城塞》のコンボは強力と言うことでしょうか。
また、《ナイレアの信奉者》はRabble Red、赤白バーンと言った赤いデッキが台頭している昨今では、サイドに是非入れたいカードのひとつです。
クロックが少なかったり、パーマネントの少ないデッキですと、相手が《頭蓋割り》を構えやすかったりライフゲイン量が少なかったりして、真価を発揮出来ないこともあるかと思いますが、このデッキでしたらその悩みは無用でしょう。
以上のように、非常に奇抜な構成でありながら、《セテッサ式戦術》、《世界を喰らう者、ポルクラノス》と言ったメタに合ったカードをしっかり採用していたり、《ナイレアの信奉者》を強く使える構成にしている点が今回名古屋で躍進した理由だと思います。
4.黒緑コントロール
ローグと呼ぶには少し相応しく無いかも知れない黒緑コントロールですが、斬新な構成が気に入ったのでご紹介。
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ナカミチ
ダイスケ
第422回PWC(兼GPT上海)in川崎 優勝 |
25land
7《沼/Swamp》
1《森/Forest》
4《草むした墓/Overgrown Tomb》
4《疾病の神殿/Temple of Malady》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb
of Yawgmoth》
4《変わり谷/Mutavault》
14creature
4《群れネズミ/Pack Rat》
3《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
3《生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie》
4《冒涜の悪魔/Desecration Demon》
21spell
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《突然の衰微/Abrupt Decay》
3《肉貪り/Devour Flesh》
3《胆汁病/Bile Blight》
4《英雄の破滅/Hero's Downfall》
3《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》
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15sideboard
4《強迫/Duress》
2《真髄の針/Pithing Needle》
4《ファリカの療法/Pharika's Cure》
2《破滅の刃/Doom Blade》
1《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》
2《霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra》
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環境始まってから存在していた黒緑コントロールですが、このナカミチさんのリストは趣が大きく異なります。
メインから《漁る軟泥》、《世界を目覚めさせる者、ニッサ》などのパワーカードを詰め、そしてなんと黒系コントロールの定番の《地下世界の人脈》、《アスフォデルの灰色商人》が0枚と言う構成。
Rabble Redや赤白バーンなどライフを詰めてくるデッキや、ジャンドプレインズウォーカーなどの同速度のデッキも《歓楽者ゼナゴス》や《世界を目覚めさせる者、ニッサ》などでプレッシャーを掛けてくるので、全体的にゲームスピードが前環境と比べると早くなっています。
その為、《地下世界の人脈》などのボードに影響を与えないカードのキャストにターンを注いでしまうと、一気に押し切られてしまう事が多い為、この変更は素晴らしい判断だと思います。
《アスフォデルの灰色商人》のライフゲインは赤系の2つのデッキに有効な為、欲しい所ではありますが、それはメインの3枚の《漁る軟泥》とサイドに取られた4枚の《ファリカの療法》が補ってくれるでしょう。
《漁る軟泥》はビートに対して除去→起動を繰り返してライフを保ちながらフィニッシャーとして働いてくれますし、黒系コントロールが苦手としている《チャンドラのフェニックス》も簡単に対処出来るので、これのメイン採用は納得出来るところです。
また、除去が豊富な黒系コントロールであれば対戦相手からの《世界を目覚めさせる者、ニッサ》へのプレッシャーも軽減しやすいので、この構成であればアグロデッキに対しても《世界を目覚めさせる者、ニッサ》は強く運用出来ると考えられます。
最近めっきり影が薄くなってしまった黒系コントロールですが、ファンの方々は多いかと思います。
最後の晴れ舞台WMCQ大阪で一花咲かせて見ては如何でしょうか?
5.まとめ
前回の記事を書いてからは
”Rabble Redの台頭”
“新しい形の《世界を目覚めさせる者、ニッサ》デッキの出現”
が見受けられる期間となりました。
WMCQ大阪はこのまま多勢のRabble Redが勝ってしまうのか、それとも第二勢力の《世界を目覚めさせる者、ニッサ》デッキが一矢報いるのか、それともそれとも第3勢力である黒系コントロール、青信心などが追い込むのか、どのデッキが勝つのか非常に楽しみですね!
WMCQ大阪は私も出場予定です。
勿論優勝する気概で臨む覚悟ですが、トーナメントや、会場の雰囲気を楽しむ気持ちも大事ですので、是非こちらの記事をご覧になっている方は私に話し掛けてもらえればと思います。
(記事見ました!とか言ってもらえると大変喜びます。)
使用するデッキについてはまだ決まっていないので何とも言えないところですが、大会終了後にこちらで報告したいと思います。
それでは、会場と次の記事でお会いしましょう!
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市川ユウキ
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マスクスブロック時代よりMTGを始め、インベイジョンが入る頃に引退。
ミラディンの傷跡が発売した頃にMagic OnlineでMTGに復帰。
ほぼ同時期にニコニコ生放送にて"瀬畑"のハンドルネームでMagicOnline配信を開始。
その独特で軽妙な毒舌トークと、確かな実力から人気を博す。
配信者としてのキャリアを重ねると共に地道な努力を続け、2013年MOPTQを2期連続で突破。
更に日本レガシー選手権において前人未到の2連覇を果たし一気に国内においてブレイク。
そして2014年。『プロツアー・ニクスへの旅』『プロツアー・マジック2015』において、
2連続プロツアーTOP8入賞を果たし、プロ最高ランクであるプラチナレベルにまで上り詰める。
『プロツアー・マジック2015』において使用した《世界を目覚めさせる者、ニッサ》を4枚投入した『ジャンド・プレインズウォーカー』デッキは世界のトッププレイヤー達から賞賛を受けるなど、デッキチューナーとしての評価も高まっている。
正に今、世界で最も注目を集めているプレイヤーだ。
主な戦績
・プロツアー・マジック2015 6位
・プロツアー・ニクスへの旅 4位
・グランプリ神戸2014 7位
・The Last Sun 2013 ベスト8
・Eternal Festival Tokyo 2013
3位
・2013日本レガシー選手権(夏)優勝
・2013日本レガシー選手権(春)優勝
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市川ユウキ(瀬畑太郎)
「瀬畑太郎の紙とMOのあいだ」
第1回
第2回
第3回
特別企画「新環境でつかまえて」
”プロツアーニクスへの旅”に向けての調整録
市川ユウキのGP神戸調整録
市川ユウキ日本代表への道
第1回今までのおさらい
第2回Rabble
Red&ローグ特集
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